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2020-02-01

2/10(月)~16(日)「静穏の家」完成見学会開催(阿賀野市緑町)

こちらの見学会は終了いたしました!
ご来場いただきました方々、誠にありがとうございました。

この度、阿賀野市緑町にて「静穏の家」が完成いたしました。
2月8日・9日と見学会を開催し、ご来場された皆様に大変好評をいただきました。
そこで、2月10日(月)~16日(日)の期間、お問合せをいただいた方をご案内いたします。
※必ず事前にご連絡ください。
先日の見学会の都合に合わなかった方・ご計画においての資金計画や工事への疑問などいろいろと質問やご相談をしたいという方などなど、
お電話やメール・SNSのダイレクトメッセージなどにて、ご連絡をお待ちしております。

日程/2020年2月10日(月)~16日(日)
時間/10:00~16:00
場所/阿賀野市緑町

「静穏の家」3つの特徴

その1. 奥へと伸びる土地を生かした、パブリックからプライベートへと遷移する構成

その2. ゆったりと静けさを味わえる、裏庭に面した日当たりのいいリビング

その3. 浴室・物干し・洗面・収納の4つをまとめた、機能的な水回り空間

住宅街の中にある北西向きの細長い土地に立つ静穏の家。
街に対して威圧感を感じさせないすっきりとした佇まいが特徴です。
玄関で靴を脱ぎ奥へ進むと、たっぷりと日差しが差し込むリビングが広がります。
デザインは極力シンプルに。それでありながら機能的に。
敷地の特性を最大限に生かした、延床面積32坪の住まいが完成しました。

 

奥へと伸びる土地を生かした、パブリックからプライベートへと遷移する構成

前面には車を最大4台まで止められる広めの駐車スペース。

その奥にグレーのガルバリウム鋼板で包まれた家が静かに佇みます。

通りからの視線を遮るために、窓は最小限に。

建物右側のトンネル状のポーチは自転車を置けるゆとりのあるスペース。

その奥ではソヨゴをはじめとした植物が優しく迎えてくれます。

玄関ドアを開けた先は、白を基調に、オークの床が映えるミニマルなデザインの空間。

奥のドアを開ければパントリーへと繋がり、右のガラス戸を開ければ、この家の中心である20畳のLDKへと繋がる回遊動線です。

目線はLDKのさらに奥の水回りへと抜け、広がりと奥行きを感じさせます。

建物手前から奥へと進むにつれて、パブリックからプライベートな空間へと移り変わり、
安らいだ気持ちへ自然と切り替えられていきます。

 

ゆったりと静けさを味わえる、裏庭に面した日当たりのいいリビング

20畳のLDKのうち、半分近くを占めるのが、ソファが置かれたリビングです。

日差しを最も取り込みやすい南東側に大きな掃き出し窓を設けており、そこからたっぷりと日光が注ぎます。

冬は日差しを室内の奥まで取り込みますが、夏は窓の外に設けられた庇が日射を遮る「パッシブデザイン」の考え方を取り入れています。

裏庭に面した日当たりのいいリビングは、休日に家族でリラックスした時間を過ごすのに最適な場所です。

リビングの隣はダイニングとキッチン。

壁側にはグレーのメラミン樹脂の造作家具が設えられており、キッチンの収納やお子様の勉強スペースとして活用される予定です。

キッチン背ろの造作収納家具に合わせてキッチン前の壁も同色・同素材で仕上げ、造作家具が置かれているかのように見せることで、全体の統一感を持たせています。

 

浴室・物干し・洗面・収納の4つをまとめた、機能的な水回り空間

ダイニングの奥には、浴室・物干し・洗面・収納が集中しています。

8畳の空間をほぼ4等分に分けた構成で、洗濯・物干し・収納が短い動線で完結できます。

忙しい朝でもストレスなく食事の支度や洗濯・物干しができるように、キッチンとの距離も短くしています。

その他に、暗くなりがちな場所にも自然光が届くように計画した細やかな窓の配置や、ちょっとしたスペースに分散させた収納、

目立たないように薄くした幅木(壁と床の間に使われる見切り材)や、真鍮製の床の見切り材など、細部の美しさにもご注目ください。

この敷地は方位的に日照条件がいいとは言えない土地でした。

しかしながら、設計の工夫によってその課題を解決し心地いい空間をつくることができました。

リビングの心地よさ、家事や生活のしやすさ、余計な線を排除したシンプルなデザインなどを、ぜひご体感ください。

またデザインや機能面だけでなく、性能面においても、きちんと構造計算をして耐震等級2をクリアし、断熱性能も詳細な温熱計算やシミュレーションを行い、長期優良住宅の認定も取得しています。

みなさまのお越しをお待ちしています。

 

あかがわ建築設計室 一級建築士 赤川仁一
   scot     一級建築士 赤川聖子

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