「雄景の家」の完成見学会を開催します。
日にち/2019年9月28日(土)・29日(日)
時間/10:00~17:00
場所/新潟市北区太夫浜
予約不要ですので、お気軽にお越しください。
会場付近にございます、ウエルシア新潟太夫浜店様を左手に直進していただくと見学会看板の目印がございます。
もし迷われたり、会場が見つからない場合などは、Eメール:info@akagawa-scot.comへお問合せをお願い致します。
雄景の家の特徴
雄景の家が立っているのは太夫浜の高台。
南向きに開いた日当たりと眺望のいい土地で、ここから畑や民家が入り交じるのどかな風景を見渡せ、遠くには五頭連峰が望めます。
延床面積は31.25坪と一般的な広さの家ですが、目線の抜け感を重視しているため、とても広く開放的に感じられると思います。
雄大な景色や木々の緑を取り込んだリビングの出窓に腰掛ければ、鳥のさえずりや木々のざわめきに耳を傾けながら、日がな一日ぼーっとしていしたくなるような、穏やかで贅沢な時間を過ごすことができます。
景色を切り取る大窓のリビング
南向きのリビングの窓いっぱいに映るのは、葉を茂らせた大きな落葉樹。
勾配天井により、空間が外へと広がっていくように感じられ、ハイサイドライト(高窓)越しにも緑が眺められます。
夏は南からの強い日差しを木が程よく遮り、冬に葉が落ちると温かな日差しが部屋の奥まで差し込んできます。
ゆったりとした出窓は腰を掛けるのにもちょうど良く、自然光に包まれながら本を読んで過ごしたり、コーヒーを飲みながら景色を眺めたり、この家の中で一番リラックスできる居場所。
造作のTVボードは床と同じオーク材。2枚の板が浮遊したようなデザインで、装飾を削ぎ落してシンプルにまとめています。
ダークトーンのダイニング&キッチン
リビングの北側にあるのがダイニング&キッチン。こちらはグレーの造作家具やタイルでダークトーンにしています。
一番左側はPCスペース。横に長い北側の窓から安定した光が注ぐ場所は、勉強をするのにも良さそうです。
窓の上には1枚の棚が水平に伸びていますが、ここは雑貨や小物を飾るための場所。目に入りやすいように、高さを抑えています。
上の写真はまだ小上がりに畳が入っていない状態ですが、私たちは空間の抜け感を大切に考えています。実際にはそれほど広くなくても広がりを感じられるように。安易に費用を掛けるのではなく、設計の工夫で解決をしたいと考えています。
必要以上に仕切らない2階
2階は間仕切りを極力つくらずに、開放的な空間にしています。それにより空間の自由度を高めることができます。
2階の8畳の寝室には正方形の窓をとっており、ここからは1階以上に開放的な景色を眺めることができます。
就寝前に、窓辺に置いたイスに腰掛けて、夜空を眺めながらお酒を飲んで過ごしたり。1日の終わりが毎日楽しみになりそうです。
上の写真は2階の全景です。左奥に見えるのが寝室で、手前の広い空間は将来的に子ども部屋として使うこともできますし、アトリエにしたり、ジムにしたり、はたまた卓球台を置いてみるのもいいかもしれません。
間仕切りがない空間は、それまで想像していなかった使い方、暮らし方と出会える可能性に満ちています。
他にも魚沼杉の外壁や、ラワン合板の天井仕上げ、タイルの壁など、豊かな素材感をぜひご覧ください。
光の入り方や風の通り、視界の抜け感や座った時の心地良さなど、住宅においては、感覚的なことがとても大切だと考えています。
ぜひこの機会に、写真では伝えきれない魅力を体感してみてください。
みなさまのお越しをお待ちしています。
※地図を見ていても通り過ぎてしまいそうになる場所なのでご注意ください!
あかがわ建築設計室 一級建築士 赤川仁一