11/7(土)・8日(日)、14日(土)・15日(日)「包守の家」完成見学会開催(新潟市中央区鳥屋野)
「包守(かねもり)の家」完成見学会を開催します。
日程/2020年11月7日(土)・8日(日)、14日(土)・15日(日)
時間/10:00~16:00 ※予約制(1時間に2組まで)
この度は、駐車場に限りがあることや、新型コロナウイルス感染防止対策のため、
1時間に2組までの予約制とさせていただいております。
HPのお問い合わせ、またはお電話025-250-1207、Instagramアカウント@akagawa_architectのDM
などから事前予約をお願い致します。
定員に達し次第、締切とさせていただきます。
すでに事前告知にて、多くのお問い合わせやご予約をいただいておりますが、
まだ空いている日時もございますので、お気軽にお問い合わせください。
場所/新潟市中央区鳥屋野
ご予約をいただきましたら、詳しいご案内を差し上げさせていただきます。
「包守の家」3つの特徴
その1. 真冬でも明るい勾配天井のリビング
その2. 光あふれる2階ホール
その3. スムーズな行き来を叶えるトンネルアーチ
女池ICからほど近い新潟市中央区の住宅街に立つ「包守(かねもり)の家」。
外観は一般的なボリュームの佇まいですが、中に入ると外からは想像できない大空間が広がります。
勾配天井で空間が2階へと伸びており、高窓からはたっぷりと光が降り注ぎます。
雨や雪の日でも心地よい光で満たされるリビングは、鬱屈した気分になりがちな新潟の冬でも快適に過ごすことができるでしょう。
冬へと向かう今、この建築の魅力をぜひ体感してください。
真冬でも明るい勾配天井のリビング
ガルバリウム鋼板と塗り壁。淡いトーンでまとめられた外壁の家は、主張することなく、住宅街に溶け込んでいます。
正面ポーチの左側は玄関ドア、右はキッチンへとつながる外部収納という2way動線。
玄関で靴を脱いで一歩踏み出したところがもうリビングですが、目の前には2階へと伸びていく大空間が広がっています。
階段は仕切らずリビング内に設けることで、空間をより広く感じさせています。
2階の掃き出し窓と高窓からたっぷりと光が注いでいますが、その位置は向かいのアパートと目線がぶつからない位置を計算。
夜はこの窓から月や星を眺めることもできます。
このリビングを中心に個室や水回りが配されており、家族が自ずと居心地のいいリビングに集まるように計画をしました。
光あふれる2階ホール
階段を上がった先はゆったりとしたホール。
その先には掃き出し窓があり、ベランダへと出ることができます。
ホールは洗濯物を中干しするといった現実的な使い方をしてもいいですが、ここで椅子に腰掛け、お気に入りの雑誌や本を読んだり、音楽を聞いたり、絵を描いたりと、さまざまな用途で使うことで、生活を一層充実させることができると思います。
日当たりのいい場所なので、一人掛けのゆったりとしたソファーを置いて、日光浴をしながらうたた寝をするのもいいかもしれません。
すぐ下にはリビングが広がっていますので、家族と同じ空間を共有しながら、程よい距離感で自分だけの時間を過ごすことができます。
スムーズな行き来を叶えるトンネルアーチ
包守の家は回遊動線が設けられており、リビングから寝室、洗面脱衣室、キッチン…と、ぐるりと一周できる構成になっています。
よりスムーズに家の中を行き来できるように、さらにもう1本、階段下に通路をつくってみました。
階段下ということで天井高は低めに抑えざるを得ません。
そこで、その条件を逆手に取って、トンネルのような通路をつくりました。
少し空間が狭まる通路は、家の中を歩くという何気ない所作に、ちょっとしたワクワク感をもたらします。
トンネルのアーチ越しに見る景色も、なかなか味わい深く感じられないでしょうか?
空間全体としては、できるだけ余計な線が見えないように納め方を工夫し、シンプルさを突き詰めています。
幅木(壁と床の取り合い部分)や窓の見切り材、階段の踏板や蹴込を薄くすることで、存在感を出さないようにしています。
装飾を削ぎ落とすことで、家具や照明、アートや雑貨、植物など、そこで暮らす家族の持ち物が映えるように計画をしています。
「自分だったらこの白い壁に何を飾ろうか?」
そんなイメージを膨らませながら、空間を楽しんで頂けたら幸いです。
みなさまのご予約をお待ちしています。
株式会社あかがわ建築設計室 一級建築士 赤川仁一
一級建築士 赤川聖子